王妃は夫である王に、愛情を込めて香油を塗っています。
アマルナ美術の伝統的な描写で、2人には、生命の源である太陽の恵光がアテン神から降り注がれている情景です。
ツタンカーメン王の墓から見つかった黄金の王座の背もたれには、銀と金の板や雪花石膏の細工、ファイエンス焼き、着色された練りガラスが施されています。
〈第18王朝/紀元前1336-1327年〉
エジプト考古学博物館所蔵